事業に失敗して借金地獄

事業に失敗して借金地獄

最初は順風満帆な滑り出しでした。
主人と結婚して、レストランで働いていた主人は、独立して、お世話になったレストランを後にして、初めての自分のお店を出店しました。
イタリアンのシェフだった主人は、イタリアンレストランを開店して、あっという間に口コミで広がり、3年後には、最初に銀行から借りた開業資金の1千万もあっという間に返済できました。
それが、悪かったのです。
調子に乗って、2号店を出店することになりました。
ところが、場所が悪かったのかあまり人気が無く、段々と雲行きが怪しくなってきました。

 

気が付けば、2号店出店の為に借りたお金の返済が難しくなってきたのです。
1号店の売り上げを、2号店の運転資金に充てられる内は良かったのですが、売り上げを伸ばすどころか、2号店の悪い噂が流れ始め、あっという間に1号店のお客さんも激減してしまいました。

 

その当時、私たちは上手くいっていたこともあり、1戸建ても購入していました。
家のローンと、お店の借金。
その上売上激減と、本当に困り果てました。
従業員も減らし、2号店も閉店したものの、手元には家のローンと合わせて、8000万円の負債が残りました。

 

必死になって二人で店を切り盛りしていましたが、とうとう借金の返済が滞るようになりました。
お店だけは何とか続けていましたが、もう限界でした。
家の電気もガスも、水道も止められてしまったのです。
やっと我に返った私たちは、主人と二人店を閉店することを決めました。
家も、店も売り、車も、売れるものは全て売り、借金の返済に充てましたが、それでも手元に4000万円程の借金が残りました。
今は住み込みの仕事で、民事再生をして、二人で少しずつですが借金を返済しています。